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ドイツケルン開催 IDS2023 -International Dental Show- の報告

2023.4.20

2023年3月14日から18日までドイツ-ケルンで開催されたIDS2023に弊社からも3名参加致しました。

IDS-International Dental Showは2年に1度開催される世界最大のデンタルショーで多くの企業が出展しております。

  • 2017年:参加者15万5千人(149カ国) 出展数2058社
  • 2019年:参加者16万人(164カ国) 出展数2327社
  • 2021年:参加者2万3千人 出展数830社 (縮小開催)
  • 2023年:参加者12万人(162カ国) 出展数1788社

コロナ禍の影響の薄れ、参加者も出展企業数も以前の状態まで回復しておりました。

全体的な雰囲気はデジタル化を中心としてクラウドを利用しての情報連携を進め患者様のCTデータからフェイシャル、口腔内、修復物のデータまでを一元化できるような動きがどんどん進んでいるようでした

フェイシャルスキャン

これまでのフェイシャルスキャンでは歯牙1本1本を認識するデータにすることが難しく口腔内データとのマッチングに工夫が必要でしたが解像度も上がりマッチング時の課題をクリアする機種が出始めていました。

3Dプリンター

プリンターのハードとしての大きな進化は見られませんでしたが材料の改良や開発が進み金属をプリンティングするものや、ノンメタルクラスプデンチャーをプリントできるものなども見られました。

ミリングマシーン

こちらもハードとしての大きな変化は見られませんでしたが対応するソフトのオープン化など前述の一元化に向けた動きの中に組み込まれていくことが確認できました。

IOS

国内でも販売される機種が徐々に増えていますがIDSではまだ国内で販売されていない機種、特に中国や韓国が開発する機種も展示されていました。

これまでに比べると低価格なスキャナーが増えているように感じました

それ以外にもナビゲーションガイドでスマートグラスが利用されていたりとまた少し進んだ歯科の世界を勉強することができました。

弊社ではIOSやフェイシャルスキャンの貸し出しも行なっております。

ご興味のある先生方はぜひお問い合わせください。